『借り上げるゾウドットコム』は(株)松堀不動産が運営する地主・オーナー様へ向けた賃貸経営応援サイトです。当社独自の管理プランや、入居対策を実例とともにご紹介いたします。

 当社では、2015年1月~3月の管理物件の入居申し込み者情報を分析し、満室研究会セミナーで発表させていただきました。このページではセミナーにて配布した資料をもとに、東松山・比企エリア(アパマン情報館・東口店管轄エリア、以降”東松山エリア”)と坂戸・鶴ヶ島・入間郡エリア(坂戸店管轄エリア、以降”坂戸エリア”)に分けて、分析結果レポートをお送りいたします。

調査結果のポイント

東松山エリアでは就職や転職・独立をきっかけとした20代の契約が多数を占めた。勤務先・通学先も同エリア内であり、勤務先近くで家賃を抑えて契約したいという傾向がみられる。年収が200~300万円台の層がほとんどであり、賃料も4万円台が中心となっている。

坂戸エリアでは近隣の東京国際大学、城西大学、埼玉医大関連等、学生の一人暮らし需要が圧倒的多数を占めた。そのため契約件数における1K・1Rの割合が非常に高かったが、賃料に関しては親の収入によってばらつきがあり、エリアでも比較的高額な新築物件から割安の物件まで需要がばらける結果となった。

入居申込者の属性分布(法人・外国人・その他)

東松山エリア

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坂戸エリア

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 入居申込者の属性を「法人契約(社宅・寮)」「外国人(二世含む)」、「それ以外」に分けた。これによると東松山エリアは法人が全体の19.6%外国人が9.1%、坂戸エリアは法人が5.9%外国人が8.8%であった。
 両エリアとも周辺に工業団地が存在するが、法人契約の割合に違いが出る結果となった。東松山エリアは地元を拠点とする地域固有の企業が多く、従業員の斡旋も地元の人材会社に委託している企業が多いため、需要が高かった。一方の坂戸エリアでは、全国規模の企業が多く進出しており、社員寮も全国規模の大手建設会社に委託することが多い。
 外国人の契約については、東松山エリアでは、周辺工業団地で外国人従業員を雇用する企業が多いため、ブラジル人コミュニティが形成されている。また、ベトナム人の従業員も増加傾向にある。坂戸エリアは中国人向けの語学学校があることなどから、一定の需要がある。

入居申込者の属性分布(引っ越し前の前住所)

東松山エリア

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坂戸エリア

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 入居申込者が「契約前にどこに住んでいたか(=どこから引っ越ししてきたか)」調査した。東松山エリアでは、1位が「東松山市」2位が「比企郡」次いで「関東外」となった。近隣エリアでの住み替えや独立の需要が高い。またそれ以外では入学・就職での多都道府県からの流入も多い。
 坂戸エリアでは1位が「関東外」2位「坂戸市」3位「入間郡」と続いた。繁忙期は周辺の東京国際大学、城西大学、埼玉医大関連等学生の一人暮らし需要が非常に高いため、実家通学が難しい関東外からの流入が多い結果となった。またそれ以外では東松山エリア同様、同地域内での移動が多い。

入居申込者の属性分布(年齢)

東松山エリア

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坂戸エリア

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 入居申込者の年齢を集計した。東松山エリアでは1位が「20~24歳」次いで「25~29歳」「30~34歳」と続いた。新社会人・転職・独立での需要が高いことが伺える。坂戸エリアでは1位が「15~19歳」、次いで「20~24歳」が続いた。

入居申込者の属性分布(転居理由)

東松山エリア

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坂戸エリア

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 入居申込者の「転居するきっかけ・理由」を集計した。法人契約(社宅・寮)や未記入を除き、東松山エリアでは、1位「就職・転職」2位「独立」3位「結婚・婚約」「入学・入園」となった。法人契約も実質的に「就職・転職」がきっかけと言えるので、仕事がらみの転居理由が多数を占めている。
 坂戸エリアでは1位「入学・入園」2位「独立」「その他」となった。2位「その他」については、理由としてルームシェアなどが挙げられた。

入居申込者の属性分布(通勤・通学先)

東松山エリア

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坂戸エリア

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入居者が「どこへ通勤・通学しているか」を集計した。東松山エリアでは1位が「東松山市」2位が「比企郡」となり、坂戸エリアでは1位が「坂戸市」2位が「入間郡」となった。どちらの地域も、長距離・長時間通勤を避け、勤務先の近くに住みたいという心理から物件が選ばれている傾向がある。

入居申込者の属性分布(賃料)

東松山エリア

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坂戸エリア

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 入居申込者に選ばれている物件の賃料を分析した。東松山エリアでは、1位が「40,000~44,999円」2位が「45,000~49,999円」3位が「35,000~39,999円」という結果で、特に4万円台に需要が集中した。入居申込者に20歳代が占める割合が多く、月収15~20万円の層がボリュームゾーンと考えられる。
 坂戸エリアでは、1位「45,000~49,999円」2位「20,000~24,999円」となったが、2万円台から5万円台まで万遍なく需要があった。学生が多いことで、親の収入により選ぶ賃料に差が出たことが考えられる。

入居申込者の属性分布(間取り)

東松山エリア

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坂戸エリア

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 入居申込者に選ばれている物件の間取りを集計した。東松山エリアは1位「1K」が56%2位「2DK」が18%3位「3DK」が10%となった。一方坂戸エリアでは、1位が「1K」で69%2位「1R」で9%3位「2LDK」が7%となった。

入居申込者の属性分布(年収)

東松山エリア

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坂戸エリア

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 入居申込者の年収を分析した。東松山エリアは1位「200~299万円」2位「300~399万円」という結果となった。坂戸エリアは「未記入」が圧倒的多数だが、これは同エリアのボリュームゾーンが学生ということもあり、アルバイトや親からの仕送りに経済面を頼っているためである。